整体 弛緩集中 | 大阪心斎橋のエルンテ整体院
このページでは、日頃気づかないうちに身体に起こっている緊張をゆるめ、自分にとって自然で、心地良い呼吸ができる考え方や方法について説明しています。
緊張が身体を疲れやすくする
私達の頭の中には朝から晩まで起きている間、緊張と弛緩を場面場面に合わせて無意識に行っています。
活動時にはある程度の緊張が必要になりますし、逆に緊張をゆるめて(弛緩して)休息を取る事も必要になってきます。
しかし、仕事や趣味への神経集中やストレスによる緊張によって、呼吸を止めていたり浅くなっていることがあります。逆に意識過ぎて慣れない腹式呼吸を繰り返す事で緊張してしまうこともあります。そのため疲れやすくなってしまうのです。
では、どうすれば自分にとって自然で、心地良い呼吸ができるのでしょうか?
弛緩集中
私達の常識では、「集中」には「緊張」がつきものです。つまり「緊張集中」が一般に考えられる集中の方法でしょう。
通常の緊張では、自分の意識を一点に絞り込み、他のものを見えない状態にしていることが多いのです。身体で言えば、自分が緊張を感じている部分にしか意識が働かず、まるでその部分しか存在していないように「集中している」状態なのです。
弛緩集中とは、ご自身の緊張(痛みや違和感を含む)を感じている箇所以外、全身に注意が向けられています。肩から力が抜け、起こる事をそのまま受け入れるような状態です。
こちらのページで身体と痛みの関係を鍋に例えた話を紹介していますが、弛緩集中の基本的な考え方はとても似ています。
弛緩集中を行う方法
①ご自身の身体の適当な箇所に指先を触れます。
②次に触れている部分から目を離し、頭を上げます。そして触覚だけでその箇所を感じるようにします。
③その部分を感じながら、少し背筋を伸ばし、お腹の底から息を吐いて、今いる空間(部屋の中など)を見渡しましょう。
あなたの身体に緊張はありますか?ご自身の身体から感じるものは、どんな風に変わりましたか?それをできるだけ感じてみて下さい。