整体とセルフケア | 心斎橋のエルンテ整体院
セルフケアはエルンテ整体院にお任せ下さい。
こちらのページでは、原理を知らなくても簡単にできるセルフケアをいくつかご紹介しています。是非お試し下さい!
腰痛を楽にするセルフケア(腰痛軽減)
この方法は、
・腰を後ろに反らすと痛い場合
・腰を真っ直ぐ伸ばせない場合
に用います。
これはインナーマッスル(深層筋)の動きが良くないために起こります。インナーマッスルが緊張し過ぎると腰に負担が掛かり、後ろに反らすと痛みが出やすくなるのです。
〇刺激ポイント
おへそから指2本分ずつ外側と上へ測ったポイント(左図参照)
〇刺激の時間と強さ
約1分間皮膚をなでるようにやさしく刺激します。セルフケア終了後、立った状態で腰を後ろに反らせても痛くない、あるいは痛みが減っているならOKです。
皮膚を労わる感じで優しく軽い圧で行うのがベストです。
首から肩の緊張をゆるめるセルフケア(肩こり軽減)
長時間のパソコン作業や集中して目を使っている際、首や肩は緊張しています。緊張の持続は過緊張を引き起こし、首こりから肩こりを引き起こします。
このセルフケアは肩こりを感じる側で行います。
①左の側頭部に右手を当て、左手で肩先を軽く当てます(画像を参考にして下さい)。
②右手(黄色矢印方向)と左側頭部(赤矢印方向)、そして左手(黄色矢印方向)と左肩(赤矢印方向)でお互いが同じ力になるよう3秒間押し合います(少しの力でOK)。
③左手は上に上がろうとする肩が上がらないように、右手は左に倒れようとする頭をその位置で留まるようにするだけでOKです。むやみに力を入れないのがコツ。
④力を入れた3秒後に脱力します。両手はその状態を保持し力を抜いて5秒間深呼吸をして休憩します(これで脳のリセットが行われます)。その後、同じように2回、合計3回行います。
⑤終わったら、行う前と肩の軽さや重さ(固さ・柔らかさ)が変わっているかどうか確認します。
この方法では肩こりを押したり揉んだりしませんが、肩の筋肉の気づかない過緊張がリセットされるので、肩が軽くなります。
慢性的な肩こりでお悩みの方は、時間を開けて何回か行うと良いでしょう。
力任せにせず優しく軽い力で行うのがコツです。
腕が上がりにくい(上がらない)時のセルフケア
腕が上がりにくい場合、色々な要因の一つとして腋の筋肉(小胸筋)の過緊張が考えられます。また、腕が上がりにくい側の肩から服がずり落ちやすくなります。
四十肩・五十肩でお悩みの方も一度試してみて下さい。
①まず、上がりにくい側の上腕を肩の高さまで挙げて、腋を開きます。
②反対側の手で腋の筋肉(小胸筋)を優しく軽くつかみます。
③軽くつかんだまま、つかんだ腕の肘の力を抜いて「だらん」と垂らします。
④5回深呼吸をしてゆっくり掴んだ手を腋から離します。
上がりにくかった側の腕の上がりやすさを感じてみて下さい。
骨盤の歪み(固さ)チェック
この方法で骨盤の左右の仙腸関節が固くなっているどうか(股関節の左右でのバランス)が、大まかに判ります。仙腸関節についてはこちらをご覧下さい。
<検査の仕方>
①まず、肩幅に足を広げて真っ直ぐ立ちます。
②次に、両腕を肩の高さに真っ直ぐ挙げます。
③目をつぶったまま、調べたい股関節側で立ちます(左画像では右脚を挙げ骨盤の左の仙腸関節を
チェックしています)。
④片足を挙げてから、5秒以上安定して立つことができれば仙腸関節は柔軟です(左画像なら左側の仙腸関節)。
反対に安定性が悪く5秒以内でふらついたり、挙げた足が床についてしまったりすると仙腸関節は固まっていると考えられます。
<考え方>
骨盤の関節はわずかですが前後左右に動くことができます。
しかし、この関節まわりの筋肉や靭帯が固くなり過ぎたりすると、仙腸関節における重心のわずかな微調整ができず片脚で立てなくなるのです。
普段は視覚による情報で体が自動的に歪みを補正しているのですが、目をつぶって視覚からの
情報を遮断すると歪みがそのまま浮かび上がってきます。
また上部頸椎(首の骨)の歪みが原因で、平衡感覚が正常に働きにくく目をつぶっての片脚立ちが難しくなる場合もあります。