危険な病気の見分け方 | 整体は大阪心斎橋のエルンテ整体院
当整体院よりも医療機関に掛かるべき危険な病気の見分け方について
このページではよくある症状に隠された、危険な病気の見分け方について説明しております。
当整体院での施術を希望される前に、これらに該当されるかどうか必ずご確認下さい。
もし該当される場合は、至急医療機関もしくは救急外来に掛かられるようにして下さい。
分からない場合は、事前にご連絡下さい。
よくある症状における見分け方
肩 痛
肩痛に関しては
・筋骨格系の1次性疼痛
・内臓の病気からくる関連痛
のどちらなのかを見極めることが重要になります。
※なお当院で扱っている症状は「筋骨格系の1次性疼痛」です。
内臓からの関連痛を疑うサイン
関連痛に関しては
- 肩が痛くても動かせる(動きに関係なく常に痛い)
- 制限がなく動かせる(筋骨格系の問題なら可動制限が存在)
- どのような体勢でも痛みがある(夜間痛など含む)
- 痛みが憎悪している
上記の内容に該当した場合(特に上の2つ)、必ず医療機関(内科専門医)で診察を受けて下さい。
心筋梗塞を疑うサイン
心筋梗塞の関連痛は放散痛として現れますが
- 両肩に出る
- 心臓を中心に半径30cm付近に出る(背部も含む)
(冷や汗も出れば確率はさらに上がります)
これらに該当すれば、必ず循環器内科で診察を受けて下さい。
腰 痛
腰痛に関しては
50代以上の場合 → 癌の可能性
20代未満の場合 → 脊髄の疾患の可能性
が考えられます。
※当院で扱っている症状は「筋骨格系の腰痛」です。
上記の疾患を疑うサイン
- 説明のつかない体重減少
- 1ヶ月以上、痛みが取れない
- 1ヶ月以上、施術しても痛みが変わらない
- 数ヶ月の内で痛みが徐々にひどくなる
- 痛みのせいで眠れない
痛い時も痛くない時もあれば筋骨格系の不調による腰痛の可能性が大きいです。
頭 痛
頭痛に関しては
「筋緊張型頭痛」 「片頭痛」 「群発痛」
が「代表的な3大頭痛」と言われていますが、どれも命に関わるものではないと言われています。
※当院では「筋緊張型頭痛」「片頭痛」が主な対象となっています。
頭痛の見分け方
・大丈夫な頭痛 → いつもと同じ頭痛
・重篤・病的な頭痛
- いつもと違う頭痛
- 50代以上で初めて(片)頭痛になった
重篤・病的な頭痛の種類
頭痛が症状として現れる救急疾患を以下に示します。
以下の内容に該当する場合、直ちに救急搬送されるようにして下さい。
【 くも膜下出血 】
くも膜下出血が疑われる場合の頭痛の約40%は「ぼんやりとした」「じんわりとした」頭痛が多く、はげしい頭痛は実際には意外と少ないです。
- 頭痛が起きはじめたのがいつかはっきり分かっている
- 今まで経験したことのない頭痛
- 楽しんでいる時や、大切な場の最中に抜け出したくなる頭痛
- 夜間の頭痛
- 50歳以上で初めての頭痛
【 脳出血 】
- 突然日中に頭痛が起きた
- 頭痛に伴ない吐き気や嘔吐がある
- 普段から高血圧である
【 脳腫瘍 】
- 日を追うごとにだんだんひどくなる頭痛
- 期間が長い頭痛
- 夜間にひどくなる頭痛
【 髄膜炎 】
- 頭痛と発熱が同時に起こる(風邪の症状に似ている)
- 解熱後に頭痛が残っている
- 解熱後にうつむいて首を左右にふると頭痛がひどくなる