整体手技の紹介 | 口コミNo.1の大阪心斎橋のエルンテ整体院
当院で使用している手技療法は「体話式快復操法」と言います。
筋肉に余計な負担をかけず、人体科学・力学や自然の法則に基づき、"最低限の刺激で最大限の効果を期待できる"整体手法です。
体話式快復操法は数々の整体手法を元に構築されています。
その元になった整体手技についてご紹介していきます。
下記の手技名を押すと各手技の説明に行きます。
東京手技治療研修会の手技
手技治療研究会は、岡山県の藤原雪修先生主宰で、1973年(昭和48年)6月、京都の本能寺会館ではじまりました。京都手技研といわれています。
1975年(昭和50年)12月から東京で藤原雪修先生が年に3回、東京手技治療研究会として講習会を開き、山口嘉洋先生が助講師として残り9回を復習会として開催しました。
2000年(平成12年)7月に藤原雪修先生が辞められてからは、新たに東京手技治療研修会として山口嘉洋先生が毎月、講習されています(以上東京手技治療研修会のHPより引用)。
そして、2015年(平成27年)4月より大阪においても「大阪手技治療研修会」としてスタート(講師は山口嘉洋先生)。毎月講習会が開かれています(現在満席のため募集しておりません)。
とても奥が深く、全国の勉強熱心な治療家の方々が毎月参加して腕を磨き合っています。
当院では東京手技治療研修会の施術をメインに行っています。
上の画像では両脚のみを用いた手技で全身の調整を行っています。
現在、東洋医学系の治療法で「無痛で治す」「軽い操法で背骨の歪みを治す」「手足を軽く動かしてバランスを調整する」とかいう様々な治療法がありますが、手技治療研究会の技が元になったものがたくさんあります。
操体法
医学博士の故橋本敬三先生により仙台で発祥した日本独自の整体方法です。
現在では仙台を中心として日本各地に広まり、また操体法を用いる施術者それぞれの
研究やアレンジが加わることでて、多岐にわたる様々な形の操体法が存在しています。
当院では仙台の加藤廣直先生の理学操体法を基本としながら、体のつながりや連動を考慮した操体法を行っています。
- 手や足からの連動操法
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左画像は、手首と肘の動きを使い、肩を直接さわらずに肩こりを調整しているところです。
一般的に多用される方法としては、肩甲骨周りの固まった筋肉に対して、直接押したりほぐしたりする「直接法」が挙げられます。
しかし、いわゆる「肩こり」は、普段の腕・肘・手首や指の動きによって影響を受けていますので、痛い場所を押したり揉んだりしても一時的な効果で終わることが多いのです。
この方法は「痛みの原因」となる関節の動きもしくはその周囲の筋肉の連動にアプローチを掛けて、体が自動的に治そうとする力を引き出しています。
- 三軸操体法
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仙台操体医学院の今昭宏先生が池上六朗氏の三軸修正法と操体法を組み合わせて構築された整体法です。
三軸修正法は「人間の体は地球の自転の影響を受けている」などの観点から体を見直していく考え方であり、それと操体法を絶妙に組み合わせた整体法になっています。
元々理系出身の私には馴染みやすい考え方やアプローチですので、実際の臨床でも積極的に使っています。
「曲げ」「ねじり」「回転」の動きを組合せることで、瞬間的に体が変化していきます。
当院では独自の考えや呼吸法を組み合わせて更に効果を上げています。
伝統武術活法整体
日本の中世からの武術を応用した整体術です。
主に脳に働きかけて体に自然な変化を促すアプローチを用いています。そのため、ほんの少しの刺激で瞬間的に体が変化することが多いです。
千葉県我孫子市にあるエルボ整骨院の
肘井永晃先生を中心に全国に広まっています。
とても奥が深く、全国の勉強熱心な治療家の方々が勉強しています。
左画像では手首を使って、脊椎の調整を行っています。
筋筋膜調整法(ATM)
筋肉は基本的に筋繊維と筋膜によって出来ています。
この筋膜は全身でつながり、互いに引っ張り合う力によって人体はその形を保っていられるのです。
この筋膜を調整することで、筋繊維は反応し自動的に歪みが整えられていきます。
また離れたところから刺激をかけることで、その間に位置する体の動きも変化し快復していきます。
小さな刺激だけで大きく変化します。
当院ではアナトミートレインと呼ばれる代表的な筋膜の流れを中心に、全身的な調整を行っていきます。それにより歪みが自動的に整えられて、動きが改善し痛みが自然と引いていくのです。
画像は後頭部の筋膜を使って、腰痛に対してアプローチしているところです。
オステオパシー osteopathy
1874年にアメリカの外科医アンドリュー・ティラー・スティル医師が開発した医学です。
椎骨の歪みの矯正を主軸とする自然治癒力を生かす手技療法です。
このオステオパシーを源流として今日まで様々な手技療法が発生・発達してきました。
- 頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー) cranio sacral therapy
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頭蓋骨~仙骨間の脊髄は硬膜およびクモ膜で覆われて、その膜間は脳脊髄液(CSF)で満たされて常に循環しています。
CSFの循環は人体における代謝や免疫などの機能にとって欠かせないものであり、
硬膜のわずかな捻れによって、CSFの流れが潤滑に行われないと、様々な神経障害が起こりやすくなります。
硬膜障害は単に衝撃にのみならず筋拘縮、ストレス等によっても引き起こされ、
また頭蓋縫合の動きも阻害されることになり,その他原因不明の症状を発生させることが多くなりやすいのです。この療法では、5g圧程度の軽いタッチによる各手技を使って、CSFの流れが潤滑に流れるよう身体に自己調整を促していきます。
- ストレイン・カウンターストレイン strain and counter strain
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この手技はシンプルで、受け手にとって
痛くない気持ちいい体勢を90秒保持
するだけなのです。筋肉の痛みや関節の動きにくさ、
神経圧迫などが取り除かれる画期的で非常に安全なテクニックです。背骨のずれや骨格のアンバランスを
正常な状態に戻します。アメリカの医師L・H・ジョーンズによって偶然発見されたこのテクニックは、それまでの椎骨矯正に一大革命をもたらした矯正法だと言われています。
- マッスルエナジーテクニック mascle energy technique
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人間の持っている筋肉のエネルギーを利用して筋肉の緩和を行って、それに掛かる椎骨の矯正や拘縮した筋肉の解放を行う療法です。
大腰筋、腰方形筋、梨状筋など直接手に触れにくい深層の大きな筋肉に対してもよく用いられ、ストレッチに似ている手技です。
弱った筋肉や筋拘縮のある筋肉に直接働きかける方法(慢性症状向き)と
その相対する筋肉に働きかける方法(急性症状向き)に大別されます。
アプライド・キネシオロジー(AK) applied kinesiology
元々あったキネシオロジー(人間の運動の科学)の基礎的な科学を実用的に応用した
治療体系です。
アメリカのカイロプラクティック・ドクター、ジョージ・グッドハート博士により展開され「筋肉を応用した治療法」と言われています。
- セラピーローカライゼーション(TL) therapy localization
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このシステムはグッドハート博士により発見・達成され、人体の理解のための大きな突破口だと言われています。
受け手の問題(障害)の疑いのある部分にエネルギーをプラスしたりマイナスしたりすることで、受け手の診断筋の筋力の強弱の反応を診る方法です。
診断筋の強さをまずテストします。例えば首の骨を調べる場合には受け手の手のひらを首に当てて、同じ診断筋の強さをテストしてその強弱によって歪みがあるかどうかを判断します。
- チャレンジ challenge
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検査において繰り返し使用される道具。
骨格や脊椎や軟部組織を軽く約2~3kgの力で一方方向に押します。
その押圧刺激に対する人体の反応を診断筋によってテストして、その筋力変化の有無を診て調べます。
上記のセラピーローカライゼーションに方向性を持たせた感じです。
一瞬チャレンジと持続チャレンジの2種類があり使い分けます。