花粉症とその対策 | 整体は大阪心斎橋のエルンテ整体院
ここでは花粉症およびその対策について説明しています。
当院の整体で用いている頭蓋仙骨療法および活法整体術で目のかゆみや鼻づまり・鼻水に効果を上げていますので、ご紹介いたします。
花粉症とは?
花粉症は、花粉により主に鼻の粘膜や目の粘膜に起こるアレルギー疾患です。
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」などの諸症状を引き起こします。
花粉症の原因となる花粉には、スギ、ヒノキ、マツ、ブナ、カバノキ、イネ、ヨモギ、ブタクサなどが挙げられます。
花粉症になりやすい体
アレルギー体質
花粉症にかかる人の体は、アトピーを含めたアレルギー体質の人の体と非常に似ていると言われています。
アレルギー体質と同じく、体内に入った花粉がアレルゲンと呼ばれるアレルギーの原因物質と同様の作用を引き起こし、免疫系が極端に反応しているのです。
こういう体質の方は肝臓が硬くなってくたびれていることが多く、右腕の疲労が関わってきます(※1)
自律神経のアンバランス
不規則な生活リズムや、睡眠不足、過労や精神的ストレスなどによる自律神経のアンバランスが発症の原因になっていることがあります。
女性の方に多い低体温ですが、これも生活リズムの乱れなどによる自律神経のアンバランスが原因だと言われています。
低体温になると、酵素の働きが低下して、血行不良になります。すると新陳代謝が悪くなり、免疫力も低下し、花粉症になりやすくなると考えられます。
食生活の乱れ
花粉症は欧米型の高タンパク・高脂肪の食生活との関連も指摘されていますので、食事内容の見直しも有効な場合があります。
花粉症のセルフケア
生活習慣の見直し
花粉症だけではなく、全ての自律神経関連の症状にあてはまることです。
まずは毎日の生活習慣の見直しが大切です。
規則正しい生活リズムを維持し、充分な睡眠と休息を取るように心がけましょう。
日頃知らない間に受けている精神的ストレスも軽減されやすくなります。
また栄養バランスの取れた食生活も心がけましょう。
蝶形骨へのアプローチ
蝶形骨(ちょうけいこつ)とは頭蓋骨を構成する骨群の一つで、頭蓋骨の中心に位置し、脳を支える役割にあります。前から見た形状が蝶(バタフライ)に似ていることから名づけられました。
下は頭蓋骨を左側から見た図で、赤色の骨が蝶形骨の左端です。
下は蝶形骨のみを取り出し、前から見た図です。
このセルフケアは頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルイセラピー)と呼ばれる、
自律神経を整え免疫や基礎代謝の働きを活性化する手技を元にしています。
この骨はこめかみあたりにあって鼻の奥の方に位置しており、また眼窩を構成する骨ともつながっているために調整に利用しやすいのです。
①まず、リラックスできる姿勢を保ちます。
②両手の中指と人差し指を軽く伸ばして引っ付けます。
③右のこめかみには②の状態の右の指を、左のこめかみには②の状態の左の指
を当てます。
④当て方が最も重要です。皮膚に触れている程度の軽い圧を保ちます。
⑤この状態で1~3分静かに過ごします。すると鼻の通りが良くなりや目のかゆみ
がだんだんと消えていきます。
この手技は当院でもご利用できますし、施術後にはご自宅でもできるようにしっかり指導いたします。
※1・・・東洋医学セルフケア365日(ちくま文庫)長谷川淨潤