大阪 骨盤矯正 膝関節痛 | 整体は大阪心斎橋のエルンテ整体院
このページでは膝関節痛の原因および骨盤との関係について説明しています。
日常生活で膝関節痛が起きやすくなる原因
日常生活の中で膝関節痛が起きる場合、次の原因が考えられます。
(1)外傷(ケガや事故など)
(2)患部の冷え
(3)膝の酷使・使いすぎ
(4)運動不足に伴う肥満、筋力不足
(5)O脚・X脚といった足の形のアンバランス・不自然な歩き方・姿勢の悪さなど
(6)関節性リュウマチ
(1)外傷(ケガや事故など)
ケガによる痛みには、発生直後に痛みを感じる場合と、時間が経過して痛み出す場合があります。
スポーツや交通事故などでの「脚・足の骨折」「膝関節の脱臼」、スポーツ時の使い過ぎなどによる「靭帯損傷」「半月板損傷」によって膝の関節内に損傷が及ぶことがあります。
関節軟骨の表面に段差ができたり、折れた骨の断面がずれた状態でくっついてしまったりすると、軟骨が削られやすく、すり減りやすくなります。靭帯も傷つきます。
また障害が残ったままで放置したり、治療が不完全だったりすると骨の変形が残り膝を支える力が弱まります。そのため、一時的に良くなっても老化による筋力の低下などで痛みが出る場合があるのです。
(2)患部の冷え
体が冷えると筋肉や血管が収縮し、血流が悪くなります。すると体は血圧を上げ、血行を良くしようとするのですが、膝のように肉が薄く、特に冷えやすい場所では血がよく流れず、うっ血してしまうのです。
うっ血すると血管がふくらみ、膝が痛むようになります。それだけでなく、普段なら血液に乗って流されていくはずの炎症物質などが滞ってしまい、痛みが増していきます。
(3)膝の酷使・使いすぎ
骨、軟骨、筋肉などの体の組織は、30歳を境に徐々に衰え始めます。例えば関節にある軟骨はタイヤがすり減るように、骨同士の摩擦などですり減っていきます。
骨や筋肉には血管が集まっていて、血液中の栄養や酸素が供給されるため、傷ついても修復・再生されます。しかし、関節軟骨には血管が通っていないため、一度減った部分が再生することはありません。
日常生活で、膝に負担が掛かるような同じ動作の繰り返し(立ち仕事や重い物を運ぶ肉体労働、走ったりジャンプが多いスポーツなど)は、常に膝へ大きな負担がかかります。
逆に短時間の労働や適度な負荷であれば、骨が強化されるため予防になります。
(4)運動不足に伴う肥満、筋力不足
膝は最大で体重の10倍近くの負荷がかかる部位です。そのため体重が増えれば増えた分、膝の負担は増加します。
体重が増えると、骨盤底が開きやすくなります。すると、太もも内側の筋力が弱くなり、外側の筋力とのアンバランスが強くなります。すると膝が外に開きやすくなり、膝関節面で均等に体重が掛からなくなります。
また老化による関節の破壊・変形、痛みが見られやすい箇所でもあります。
(5)O脚・X脚といった脚の形のアンバランス・不自然な歩き方・靴の影響など
O脚やX脚などは、骨盤を通る靭帯や筋膜の流れに「くせ」がつくことによって起こっています。また普段履いている靴の形状によって、足首から上へと人間の脚は影響を大きく受けます。
膝への負担を受けると同時に、骨盤への影響も大きくなります。
骨盤の歪みによって膝痛が起こるというよりも、骨盤も膝も同時に影響を受けているのです。
(6)関節性リウマチ
骨盤矯正と股関節の痛みのページにて詳しく説明しています。