肩こり・首こり 対処法 | 整体は大阪心斎橋のエルンテ整体院

大阪心斎橋のエルンテ整体院 院長

このページでは肩こり・首こりの対処法(基本姿勢)について説明します。
なお、慢性的な痛みが強い場合は、筋肉の拘縮や頸椎の歪みなどが考えられますので、プロの施術により整えた後に毎日行っていくのがおすすめです。

首と頭の位置関係について

首こり・肩こりを感じる場合、頭と首の位置関係に問題があります。

大阪心斎橋のエルンテ整体院 首こり肩こり 首と筋肉の関係

右の図をご覧下さい。
支柱がまっすぐに立っている時は、ロープが引っ張る力は最小限になります。

しかし、支柱がどちらかに傾いた場合には、左右のロープには引っ張り力の差が発生します。

また、右図画面の奥から手前に支柱が傾いた場合、支柱が倒れないようにするには左右のロープはもっと強く引っ張る必要があります。

この図は首の骨とそれを支える周りの筋肉の関係に似ています。

この支柱の上に頭が乗っていると考えた場合、頭がどの位置にあるかによって支柱(首の骨)の傾きは変わり、ロープ(筋肉)に掛かってくる引っ張る力も変化します。

最も筋肉に負担の少ない位置・・・
それは支柱が真っ直ぐ立っている状態です。

多くの方はパソコン、携帯(スマホ)、本などを見て頭が前に垂れている姿勢が長時間続きます。

頭が前に垂れている姿勢は頭の重心位置が前にずれている状態なので、骨が負担する重さが減り、代わりに周りの筋肉が負担する重さが大きくなります。

頭の動きと肩は連動して、頭が前に垂れると肩が上がります。
すなわち肩の筋肉が緊張する体勢になります。

頭が前に垂れる姿勢を続ける事で、既に首こり・肩こりを引き起こすスイッチが入っているのです。

上図の出典:図説AKのテクニック 脇山得行 エンタプライズより

基本姿勢その1 「首の後ろ固定」

大阪心斎橋のエルンテ整体院 首こり肩こり 首の後ろ固定

頭が垂れているということは、頭が前に出過ぎているということです。
ですので、頭を後ろにするという考えは基本的にOKです。

スポーツや武道、茶道、書道、華道などをしたことがある方で、
「あごを引きなさい。」
と教えられた経験はありませんか?

これが、「首の後ろ固定」する事と同じになります。

アゴが前に出ていると、首と背骨の軸がずれてしまうので、重心位置がずれてしまいます。

アゴを喉に押しつけるのではなく、首全体を後ろに移動させ、背骨に対して良いポジションにすることで、首から骨盤までの軸を一本にするのです。

すると、頭の重さを背骨で最大に負担できるのです。

感覚としては頭蓋骨と首の境目あたりに「ズ~ン」という重さを感じるポイントが「首の後ろ固定ポイント」です。

上図の出典:仙骨姿勢講座 吉田始史 BABジャパンより

基本姿勢その2 「仙骨を立てる」

大阪心斎橋のエルンテ整体院 首こり肩こり 脊椎と仙骨

首の後ろ固定だけでも意識して行うと、首周りから胸あたりの感覚に変化を感じると思います。

更に仙骨を意識することで背筋が伸びやすくなり、腰に掛かる負担も減っていきます。
(肩こりでお悩みの場合、腰痛もしくは予備軍であることが多いです)

「仙骨を立てる」というのはどういうことでしょうか?
それは尾骨を前方に出すイメージを持つことです。

このイメージを持つと、骨盤底筋群が自然と使われるため、お尻がキュッと締まった感覚になります。

尾骨が前方に向くと、仙骨が立っていくので脊柱が自然なS字カーブになっていきます。
すると、首の骨も後ろへ移動しやすくなるので、後ろ固定がやりやすくなるのです。

首こり・肩こりはその付近の筋肉の緊張をゆるめることも大切ですが、骨盤の中央にある仙骨まで関連しています。
なので首から腰までの普段の姿勢がとても大切になってくるのです。

上図の出典:仙骨姿勢講座 吉田始史 BABジャパンより



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