整体 皮膚について(2) | 大阪心斎橋のエルンテ整体院

皮膚は考える

人間の知覚情報の中には、意識しやすいもの・しにくいものが存在します。

視覚および聴覚情報 → 言語化しやすい → 意識しやすい

嗅覚および触覚情報 → 言語化しにくい → 意識されにくい

皮膚は触覚を担っているのですが、意識されにくい大きな情報の流れが存在する可能性があると言われています。いわゆる「痛み」「痒み」などの情報だけではないのです。

皮膚は環境の変化に応じてさまざまな信号を発信しており、その信号が免疫系や中枢神経系などと密接な関係をもっていることが最近の研究であきらかになってきました。

また皮膚のバリア機構の再生についても、それが自律的なものであることが最近証明されてきています。

皮膚はそれ自体が独自に、感じ、考え、判断し、行動するものなのです。

皮膚は最も大きな臓器である

大阪心斎橋のエルンテ整体院 皮膚=畳

皮膚は人間の体表面をくまなく覆う臓器であると言われています。胃腸を「内臓」と呼ぶなら皮膚はさしずめ「外臓」と呼べるかもしれません。

成人の皮膚の面積は約1.6m2、たたみ約一畳分の大きさです。皮膚そのものの厚さは平均1.5~4mm、重さで評価すると皮膚のみで約3kg近くになります。

脳は1.4kg、肝臓は1.2~2kgであることより、人間にとって最大の臓器であると言えるのです。

皮膚は電池になっている

大阪心斎橋のエルンテ整体院 皮膚=電池

1982年にアメリカの有名な生理学雑誌「Journal of American Physiology」に「表皮はパワフルな電池である」という突飛なタイトルの論文が掲載されました。

それによると、人間やモルモットの皮膚、特に表皮は裏側を基準にすると100mV(ミリボルト)近いマイナスの電圧を持っているとのことです。

100mV=1Vの1/10であり、1Vも電圧があれば豆電球やLED(発光ダイオード)が点きます。薄い表皮が起こす電位としてはかなりの値であって、パワフルといっても不自然ではありません。

そしてこの表面電位は、生きている表皮細胞がエネルギーを使って起こしていることが確認されています。

皮膚は免疫を司る

例えば肝臓や腎臓を近親者から移植するケースはよくあります。心臓は全くの他人から移植した前例があります。

しかし皮膚を他人から移植できません。移植してもすぐに剥がれ落ちてしまうのです。

免疫系の根本的な役割とは、身体の中に異物、例えば細菌などが入り込んできた時、それを「自分ではないもの」物質と見分けて殺し排除することです。

それは皮膚の表皮の中にあるランゲルハンス細胞が担っています。

皮膚には元々物理的に優れたバリア機能があって、そこで細菌などの侵入を遮断します。しかしそれが何かのはずみで物理的バリア機能が壊れ、皮膚内に異物が侵入してくると、このランゲルハンス細胞がそれを発見して、全身の免疫系に通報するのです。

このように皮膚のバリア機能は二段階構造になっています。

  • 一段目・・・プラスチック並みの膜で異物の侵入を防ぐ
  • 二段目・・・ランゲルハンス細胞が増えて免疫バリア機能が強くなる

先ほど述べた他人の皮膚移植に関しては、この免疫機能が逆に邪魔をしてしまいます。

移植される皮膚、移植する皮膚が互いに「自分ではない」と判断してしまうため、一時的にくっついても約2~3週間程度で剥がれ落ちてしまうのです。

皮膚は内分泌系に影響を及ぼす

表皮にあるケラチノサイト細胞は、ホルモンや神経伝達物質を合成することが分かってきました。

中でも情動や全身の状態に大きな影響を及ぼす「快楽ホルモン」のベータ・エンドルフィンも合成しているのです。

しかし表皮でベータ・エンドルフィンが合成されても脳に届くことはありません。そのため表皮で合成されている理由はよく分かっていないのですが、一つの仮説として表皮内の情報伝達に用いられている可能性があります。

また表皮の疾患と他の臓器疾患との関連について多くの臨床例があるそうです。大概の場合、内臓の異常が原因で、皮膚に表れる異常はその結果であると考えられがちです。しかし、表皮が様々なホルモンや情報伝達物質を産生する能力があることを考慮すると、逆に表皮の異常が内臓の異常を惹起している可能性もあると考えられているのです。



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